介護サービスを利用したい方と介護施設とを結びつけるケアマネージャーには、高いコミュニケーション能力が求められます。ケアマネージャーは、色々な人と関わりを持たなければならないので、円滑に仕事を進めるためには、関係者とのコミュニケーションは欠かせません。
ちなみに、ケアマネージャーが接する相手は、介護施設の利用者やその家族、施設の職員や行政の職員だけではありません。地域の民生員や医療機関などとも連携を取る必要があります。しかし、これらの人たちとスムーズな意思の疎通が取れなければ、トラブルになることもあります。ですから、いざというときに困らないためにも、「報・連・相」をっ徹底しておくことが重要です。
また、ケアマネージャーは、デスクワークが中心になるので、ある程度PCを使いこなせないと、仕事に支障をきたすこともあるでしょう。それに、介護業界でも、IT技術の導入が進んでおり、情報はすべてオンライン上で共有するといった施設も出てきているので、ITの波に取り残されないようにしなければなりません。
さらに、ケアマネージャーの仕事は、介護費用に関する専門知識も重要です。介護保険法について学び、保険が適用されるサービスと保険適用外のサービスの詳細と費用を把握して、介護を必要とする方にわかりやすく説明する必要があります。介護を希望する方の中には、費用を気にして、介護申請をしようとしない方もいるので、ケアマネージャーの助言はとても大切なのです。⇒※こちら『ケアマネに必須!介護費用の知識』も併せてチェックしてみてください。